ママさんシリ−ズ
スナックキラリ 菊池
「苦労が財産」
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店をはじめたのは今年4月14日。今月でちょうど半年になる。
「キラリ」という店名は思い付きだそうだ。だが、そこには「
お客さんと一緒に自分も輝きたい」という、ママの願いがこめ
られている。「やっぱり,お客さんが着てくれるのが一番うれ
しい。いろんな人に出会えるのもそう。どの店のママもそうだ
と思う。ただ経営者になってまだ半年だから、”ママ”と呼ば
れると、ドキドキする。うれしいのもあるけど、まだどこか緊
張してるのかな」妹の佳奈さんとは、今まで、ずっと一緒に働
いてきたと言う。「昔の大漁のころは、みんな浜仕事が終わっ
たままの姿で飲みに出て、次の日の漁が始まるまで飲んでいた
の。毎日忙しくて、大変だし苦労もあったけど、今考えるとそ
の苦労はお金なのかもね。だって当時の苦労は、自分にとって
、とても大切な財産になっているもの。でも、そう思えるのも
妹と一緒だったからかな」
ママの夢は、やはり経営者になることだった。そしていま、そ
の夢が現実になった。昔に比べて飲みに出る人は少なくなって
いるが、その夢を、「壊したくない、壊さないように」と自分
自身に言い聞かせてているという。「たくさんのネオンがつい
ているなかで、お客さんが私の店選んできてくれるのがとても
嬉しくて。毎日、(店)にいくのが楽しい」と嬉しそうに話し
てくれた。もしこの仕事がうまくいかなかったとしても後悔は
しない。ママは、経営者として働く喜びをそれほど強く感じて
いるという。後半年がんばれば一年。また半年、そして二年。
毎日店に明かりをつけて頑張れば、何とかやっていけるんじゃ
ないかと信じている」
羅臼は住みやすいし心地よい、他の町に行きたいとは思わない
というママ。仕事と同時に、この町への愛着も強い。「お客さ
んが来たときに、笑顔でいらっしゃいと迎え続けられようにが
んばっていきたいな」
店内では、妹さんの佳奈が「ママ」と姉を呼び、姉が「佳奈ち
ゃん。これお願い」と妹を呼ぶ。姉妹で共に乗り越えてきた苦
労や喜び、姉妹一緒だからここまで来ることが出来たという、
お互いへの感謝、そしてきずな。
店名のとおり、ここは光輝く姉妹がいる。
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