ママさんシリ−ズ
クラブいこい 大野裕美子
「誰にももたぬ美を持て」
藍綬褒章受賞
この度、富士見町大野裕美子さん
が藍綬褒章を受章されました。大野
さんは昭和60年から非行などで試験
観察中の少女と数ヶ月間、大野さん
の自宅で暮らしながら、少女たちの
更正を手助けした功績が認められ、
今回の受賞となりました。
2005.12.21記
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昭和40〜50年のイカやスケソが豊漁だったころは、
飲み屋も朝からオープンしていた。朝七時には仕事を
終えた漁師が飲みに来ていたていたからね。
だから二十四時間体制さ。
最盛期には18人の従業員を使っていたんだけど、
それでも間に合わなかったよ。従業員を使うとき
一番心掛けているのは、税金などの支払いをきち
んとさせること。ためてしまったら大変だし払い
ずらくなる。1期2期で払おうとしても、額が大
きくて大変だから、役場に相談して12ヶ月で割
ってもらうんだ。そして、この子はいくらこの子
はいくらって預かって、次の日に役場へ払いに行
くの。そして「これが社会のシステムなんだよ」
と教えてやる。これを、若いうちからやっていれば、
それが当たり前になる。なんでもそうだけど
「良い時にまとめて払う」なんてやっていたら、
そのうち払えなくなるからね。
ウチは、席に座ったらすぐに「どれくらいのご予算で?」と聞くの。
そうやるからトラブルがない。飲むだけ飲ませて、後から「いくらです」
なんて商売をやっていたら、羅臼という町の信用にもかかわることだよ。
お客さんにしても、借りて飲まなくなったのはこの10年だね。
お金というものをきちんと扱うようになったんじゃないかな。
この商売を40年以上やっているけど、それが当り前で今
までが狂っていたんじゃないだろうか。
やっぱり、昔の羅臼はちょっと異常だったと思うよ。
でも、周りみんながそうだからその感覚が当り前だったんだよね。
中学のとき、校長先生から「誰にも持たぬ美を持て」という言葉をもらった。
最初はよく分からなかったんだけど、
社会に出て年を重ねていくうち、
とても深い意味がある事に気付いた。
つらい時なんかは「この一歩を越えたら、また違う何かが生まれる」って
この言葉を思い出したりね。私の励ましの言葉だよ。
羅臼はね、言葉の悪い人はいるけど心の悪い人はいない。
人間があたたかいよね。
羅臼は大好きさ。薄利多売、明朗会計でがんばってます。
みなさん、是非いらしてください。
「ママは親みたいな存在だし、先輩たちも
姉のような存在。もちろん怒られると時は
怒られるけど、すごく可愛がられる。
だから、長く働けるのかな」
政代
「私たちも、”いこい”という看板を背負った
つもりでいるし、ママに恥じをかかせたくないと
いう気持ちでいる。ママのそばで働けることに
誇りを感じますよ」
ミユキ
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