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羅臼の一年


羅臼の地吹雪

吹雪……、ある日の朝。新聞配達のため朝4時に起きた私は外の異変に いち早く気づき窓を開け唖然とする………「猛吹雪!」 風がゴーゴーと音をたて、いつも見えているすぐ側の丘が吹雪で見えない……。 こんな日に新聞配達なんて………。上下の防寒具(笑)に、軍隊マスク?とゴーグルに手袋、 長靴という重装備で 外へ繰り出す。よそうどおり膝まで雪がある…。 しかも吹雪で前はよく見えない。ブルドーザーの除雪が入る、ブルドーザーのいる場所は かすかに見えるライトと特有の移動音で判断する。 ブルドーザーにひき殺されるとシャレにならないと思いながら配達を急ぐ こういう日は6時頃になって雪がぴたりとやみ、バスも平常通り動くので学校もある。 なんと理不尽な……。 配達途中、与えられた件数の半分もこなした頃、5時になる。 そのころになって、はかったように本当の猛烈な吹雪がやってくる。 暴風、前に進めず。立つこともままならない中で。 匍匐前進の一歩手前、 かがみ前進?(しゃがみながら少しずつ歩く)で切り抜ける。 そんな暴風も10分もすればやむので、やんだと確認すると同時に立ち上がり 走って配達。
6時に配達を終え、シャワーを浴び 飯を食って新聞をながめながらテレビで天気予報を確認し。 やはり学校はあるのかとため息をつきながら学校へ登校する……。 これが高校3年間の生活で一番、酷だった時期の生活スタイルだ。

・・・・・ある高校生の想い出。







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