山スキーお散歩会

2012.2.18 知西別山(H693)

天気
吹雪
参加者
佐々木泰幹、佐々木剛志、宮濱、小川、長谷川、森山、中泉、豊田、ヒロ
所要時間
5.5時間
ルート
8:00熊の湯〜11:30山頂〜13:30熊の湯

『知西別山』と聞いても、フツーの人はおそらくピンとこないはず。三等三角点名『知西別岳』のことですが、羅臼湖畔にドシッと存在感を放っているあの知西別岳では決してありません ( 紛らわしい! ) 。知西別川左岸にある H693m の小ピークのことで、3年前のお散歩会で勝手に命名されたもの。そういえば、今や呼び名が当たり前になっている「北浜岳」も、お散歩会ネーミングの賜物。普段誰も入らないようなところに足跡がつき、いつの間にか名が定着していくっていうのは、お散歩会の趣旨のひとつである「地元知床を歩きつくす」という成果が出て、いい感じですね。たまにネーミングセンスが不評だったりするのですが(笑)。
さて前フリが長くなりましたが、実はネーミングくらいしか話題にならないような、取り立てて書くネタがない山だったりします(笑 ) 。一番のウリである景色は、残念ながら天候に恵まれず。全体的に幼木が多い行程は森の中にいる感じがしないし、それらの密度が中途半端なので、豪快に滑りを楽しむということもない。 ( 個人的には何度も豪快に転倒しましたが ( 笑 ))  しいて言えば、取り付きの翔雲川での渡渉。翔雲川は沢型が深く、渡渉点選びが行程での一番のポイントですが、今年は雪が多いので、比較的楽にスノーブリッジを発見・通過できました。スノーブリッジがしっかりしている時しか行けない ( 行く気がしない ) という意味でも希少な山です。
少々ネガティブキャンペーンになってしまいましたが、決してそんなことはありません。登り 3 時間の適度な運動が心地よく、ピーク付近がガリガリのハイマツ帯で高山の雰囲気が楽しめ、多少入り組んだ地形は、読図に気を配らざるを得ないため、頭の運動にもいいです ( 笑 ) 。今回は天気がすぐれないので回避しましたが、知西別山から見返り峠・目隠し沼方向に抜けてグルッと周回できれば、起伏に富んだ魅力的なルートになりそうです。次の機会に期待です。
そういえば、最近のお散歩会は新メンバーが増えに増えつつありますが、新しい散歩先はなかなか増えていませんね。知床はお散歩しつくされてしまったのか?否。まだまだ素晴らしいお散歩先があるはず。地図とにらめっこして、新たなお散歩先を見つけよう!(佐々木剛志)




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