山岳会恒例行事である交流山行第１日目は猫山、予報通り天候はいまいちで山が見えない．茶志別橋から見ると（3/27）こんな感じ。化け猫か猫ひろしか？明日のメイン尖峰の足慣らしと今夜のお酒を美味しくするためにはベストチョイスの山です。
お散歩会常連さんに旭川札幌勢５名を加え老若男女１３名。お久しぶりの挨拶もそこそこに小雪ちら付く中１０時に峰浜土場をスタ−ト、ポン陸志別川沿いに高度を上げる。がりがり雪にキックタ−ンもままならず苦しいスキ−直登を強いられる。思わぬ大汗をかかされてコルに這い上がる。
ここでスキ-を捨てアイゼンに履き替える。猫頭の周囲は岩崖で唯一のルートは急な藪のうるさいルンゼ。足場を切りロ-プ30ｍをフィクス。左耳の裏側に攀じ登る。右側の雪庇に気をつけながらアイゼンラッセルで頂上。眼下の流氷と連山の眺望といきたいところがあいにくの曇天で何もなし。下りはアイスバ−ンの上にたった今うっすら降り積もった雪がエッジに優しく意外に快適に滑り降りることができた。あとは今夜の交流会場万月堂へまっしぐら。（佐々木）