昨シーズンからお世話になっていますが、いつも集合即出発なので集合時間より早めに着くようにと釧路を出発したら、早く着きすぎ皆さんが来るまでチョット仮眠。今回はとにかく天候に恵まれ、タイミングがぴったりな山行でした(^_^)v
予定より早く6：50曇り空の中、根北峠から登りはじめ、なだらかな森林帯を１時間半程歩き、750m付近で沢を越えて隣の尾根に。尾根取り付きの急な斜面を会長が先頭切ってラッセル。グングン上がっていきます。（カッコいい！） 尾根に上がれば、あとは稜線を一直線に頂上目指すだけ。
だんだん雪質が硬くなり、スキーアイゼンを付け、1000m付近でガスが掛かってきましたが、これがまたしばらくすると南斜里岳の周辺だけ晴れ、下には雲海が広がり、今度は暑いぐらいとわがままなことを思いながら、ひたすら会長に付いて行き、連れを置き去りにしてしまいちょっと反省(^^;)
　 1340m付近でスキーをデポし、アイゼン装着して頂上へ到着。頂上でも晴れ間が続き、風も居られる程度。斜里岳も時折雲の合間から頂上を見せてくれました。（連れはアイゼンの不具合で山頂には登らず、1340m付近の岩の上で気持ちよく昼寝をしていたそうです。）
　 下りは1278mまでは細尾根でアップダウンがあるのでシールを付けたまま、1278mでシールを外し滑走開始。 ここでも遅れていた人を待っている間に雲が晴れ、斜面が見えないという怖い思いをせずにすみました。でも、斜面はモナカ状態と言うか重い雪や硬い斜面で皆かなり悪戦苦闘。下りなのに疲れました。（この斜面の雪質が良ければと恨めしくも思ったり(^^;) 沢に下りる斜面で今回唯一の気持ちいいターン３回くらいで終了。 沢を登ってシールを外す頃には、小雪が舞って来ましたが、あとは森林帯の上りトレースを車まで滑るだけなので問題無し。 皆さんの日頃の行いが良いお蔭で、絶妙なタイミングでの山行が楽しめました。 (佐藤）