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ちゃちゃの『ミニミニ知床探検隊 』

はじめに・・・
2000年9月に初めて知床羅臼を訪れ、もうすぐ10年です。
何回羅臼を訪れたのか・・・最初は数えていましたが、今ではわからなくなっています。
初めて訪れた時と羅臼は変わりません。
人も空気も・・変わったのは、2005年に世界遺産になったことかな・・・本間おかぁさんが成長したことかな〜・・・そして、私も歳をとったことかな・・・(笑)
そんな何回も訪れてる羅臼で、はじめての体験をしました。岬体験です。相泊から先には、まだ行った事がありません。
お題は、『ミニミニ知床探検隊』 なぜ、ミニミニかというと・・・全てがミニなんです。いや、なぜかミニになってしまったのです。 今回も遠慮なく、感じたままに書いちゃいます。またまたまた、失礼な事も書くかもですが、なんとかゆるしてくださいね。 今回の旅は、旅友のマサオとふたり。いつもの仲間は、来れなかった。ミニミニ知床探検隊なのに・・・雨女・雪女の私が、晴れ女に改名したのに

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ミニミニ知床探検当日 晴天だけど、午後からは雨が降るかも・・の予想 朝5時半起床 今日もイイ天気。やっぱり、改名成功。 もちろん、本間おとうさんは起きてた。めずらしく、おかぁさんも起きてる。 昨夜、おにぎりを頼んだので、早起きしてくれたのかな・・・ 起きたら、おとうさんとおかぁさんが仲良く二人で、おにぎり作ってくれてた。 いまだ成長期の本間母(酒豪)「はい、これは、こんぶ」 パンチパーマ健在の本間父(甘党)「はいはい。」(アルミホイル包んで、マジックでこんぶと書く) そうです!羅臼登山の時の唯一の食料 “本間おにぎりぃ♪”なつかしいなぁ〜〜・・・

6時半前に本間出発。 羅臼の行き止まり、相泊へ到着。
もう、みなさん揃ってた。 今回の参加者、ガイドで写真家のわかささん、品の良い、完全防備の夫婦。そして、上下迷彩柄おじさん二人組、華奢だけど、写真にかける気持ちはすごいヤングマン(この表現ってどうなの・・) そして、完全素人、カメラだって、キャノンコンパクトIXYのマサオ・ちゃちゃ組。

そして、そして、船長は・・・・大木さん! 表現は古いけど・・なぜか、なつかしい“タケちゃんマン”を思い出す。マントではなく、海用のサロペット姿です。かなり、似合います。もちろん、両手をサロペットの腰の脇から、突っ込んでます。
ちゃちゃの勝手で、“大ちゃんマン”と呼ばせていただきます。 今回のちゃちゃ人気度によると、一番人気! ちなみに、ちゃちゃの人気度は、独自のツボに入ったかどうかで決められます。 完全にツボど真ん中!

だんだんと、ドキドキ感が高まります。
そんな中・・・ガイドさんと大ちゃんマンが話しています。
「ウトロ側は、波が高く行けないな・・・」と・・えっ!行けないの?!
話し合いの結果、羅臼側の半島にだけ行く事に。いよいよ『知床ミニミニ探検隊』スタートです!
船に向かって歩いてると・・・ここで待つようにと言われ、その時は、素直に了解。
待っていると、船ではなく、舟がやってきて、乗ってくださいと・・・あくまで舟。
えっ!これ?これで行くの?! 正直、そう思ったけど、みんな普通に乗ってるし、ミニミニな素人としては、どれが普通なのかもわからず、乗ることにした。
いわゆる・・・もう後にはひけない状態・・・
小さい。想像以上にミニサイズ。またまた表現は悪いけど、子供の頃に読んだ童話本?の砂かなんかでできてる舟?を思い出す・・ごめんなさい・・

知床倶楽部のMAKIちゃんは昨日言ってたな〜・・・大きな船で行って、小さな舟に乗り換えるって・・・聞き間違いかな〜・・と思った。 いやいや、確かに言ってた。「乗ってる時間は長いけどぉ〜、大丈〜夫ですよぉ〜〜」とゆっくり、しっかり言ったよっ。 説明にあった、トイレもないじゃん。ちょっと、休める場所だって、ないじゃん。。そして、人数少ないから、余裕で座れるって言ってたけど、余裕ないし・・結構、ギリだし・・ エンジンだって、むき出しだしさ・・・ でも、ミニミニ探検隊ちゃちゃ、この時は、この小さな舟から大きな船まで、行くのかも・・・と少しまだ期待してた。

期待は、すぐに裏切られる。ホントにすぐに裏切られた。だって、大きな船ではなく、とっても大きな海に向かって走りだしたんだも〜〜んっ!ちょ、ちょっと〜〜!このまま行くの〜?!い、行っちゃうのかいっ! お題通りになってしまった・・・ねらってないのに・・・素人ミニミニ探検隊のつもりだった。それなのに・・舟までもミニ。だいたいいつもこのパターン。想定外の事が必ず起きる。晴れ女に改名したのは、イイけれど、こういう運は変わってないみたい・・・ そんな中、ガイドさんと迷彩組ふたりは、余裕顔。ミニミニ探検隊のふたり、そして完全防備夫婦、ヤングマンは、どこを持って体を固定するか、みんなそれぞれに必死。言葉もない。無言で、つかむところを探す。 景色も見たいが、体も固定したい。

そんな不安が吹っ飛ぶ。第一熊ちゃん、発見!兄弟熊!
昆布の番屋が、なくなった頃だった。なにせ、不安でいっぱいだったから、記憶は曖昧だけど、崖に2頭の熊ちゃん発見。 今まで、体の固定で一生懸命だった、夫婦もヤングマンも、いつのまに用意したのか一斉にカメラを向ける。りっぱなりっぱな上等カメラ。マサオは、IXY。コンパクト。これもミニ。ミニづくし。ずいぶんとサミシイ。 兄弟熊ちゃんが、森の方に帰るのを見送り、ミニ舟はさらに走りだした。 夫婦もヤングマンも現実に戻る。ここは、海の上。何度も言うけど、船ではなく、舟。 しつこいがお題通りのミニサイズ。

感激してたのもつかの間・・・容赦なく、大ちゃんマンは、スピードをあげていく。 「大ちゃんマ〜〜ン!もうちょっと、どうにかなんないの〜!」・・・・とは、言えない。そんな余裕もなけりゃ、声も出ない。 さっきよりも、波が出てきた。揺れる。揺れるってもんじゃない。しかも、寒い。手はかじかんで、舟の端をつかもうとしても、つかみきれない。怖さと寒さで手が震える。 波にあたるたびにお尻は痛い。そして、波しぶきが顔へ体へバッシャ、バッシャ(+o+) 景色をあきらめ、下を向き、なるべく平らになるように頭を下げる。胃も上下に大移動。 ジェットコースター嫌いの私は、もう、限界。 ・・・とその時、舟がスピードを落として 小さな港へ到着。

ふぅ〜〜・・・ダメかと思ったよ。 ホントにこのままどうなっちゃうの?と思った。  私たち探検隊ふたりとご夫婦、そして、ガイドさんは小さな港みたいな所へおろしてもらい、ちょっと体を休めることになった。
大ちゃんマンと他3人は、岬近くまで様子を見に行くとの事。
私は、もう限界。オシッコがまんも限界・・・寒くて、寒くて、波にあたるたびに、ホントに違う意味でも限界だった。 この限界は、品の良い奥さんも同じだったらしく、キレイな顔で「がまんできないっ!」とふたりで岩陰に行きました。品が良くて、美人なオバサマも人間です。ふふふ・・・
ちなみにこのご夫婦、服は完全防備で、写真もいろいろ撮ってるみたいだったけど、このような体験は初めてらしく、ゴロン、ゴロンと舟の上でもおもしろいくらいによく転んでました。

この港、男滝・女滝のあるトコです。ホントに救いの港でした。 ここで、急にお腹が空いたので・・・“本間おにぎりぃ〜〜♪” 美味しいな〜♪ 陸っていいな〜♪

スッキリして、お腹もイイ感じになったところで、大ちゃんマン達が帰ってきた。 岬の方は、波も高いみたいで、やっぱりここまでという事になり、ゆっくり戻る事になった。
舟の乗る時にガイドさんが、「このブルーシート、波しぶきよけに自由に使ってくださいね。」と・・遅いよっ!乗る前に教えてよ! と笑いながら、つっこんどいた。 そして、また、あの波しぶきに緊張しつつ、場所固定に入ると、波はさっきよりおさまっていた。夫婦も体固定にも慣れて、上等カメラを守りつつ、体も固定できるようになった。
出発してまもなく・・・第二熊ちゃん発見! しかも、食事中。メニューは、トドの刺身?鹿の刺身?そんなメニュー。 ガイドさんより、「静かにしてくださいね〜」の合図。ここでの大ちゃんマンの舟さばきは、かなりすごい。ゆっくり、ゆっくりと静かに岸に近づき、ギリギリで止める。ミニだけに小回りがきく。
熊ちゃんに大接近〜 いいぞ!さすが大ちゃんマン!
舟の上では、シャッター音だけが小さく響く。もちろん、ミニIXYマサオもがんばっている。 私ちゃちゃはというと、じっと見守るのみ。 そこで、こちらに気がついたのか、食事中の熊ちゃんは、私たちの方を見る。完全なカメラ目線で。 シャッター音がすごい。熊ちゃんはアイドルの記者会見みたい。こっち向いた途端、一斉にカシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・
しばらくすると、お腹いっぱいになったのか、私たちに気がついたのか、崖を上り、山の中へ帰っていった。急な崖をすごいスピードで上っていった。 舟の中のみんなは、大満足。「つくと思ってたんだぁ〜」と大ちゃんマンも大満足。つくとは、えさを熊さんが食べに来ることらしい。 そして、ミニ舟は出発。 景色も見れるくらいな波になって、国後を見ながら、ミニ舟は進む。ホントにしつこいが、あくまで舟。車でいうと軽が高速でブイブイいわせてる感じ。
メガネ岩の浜に到着。 少し休憩することになった。 ここで、またまた、登場、“本間おにぎりぃ〜♪” つくだにと書いてあるおにぎりは、食べるとタラコだった。どちらにしても美味しい〜♪

メガネ岩の浜では、大ちゃん話が炸裂。 大ちゃんマンは、漁師だと思っていたけど、猟師だったらしく、トドやクマを獲ってたそう。5歳の頃から、お父さんと一緒に岬の山にも熊撃ちについていってたらしく、「この辺は、海も山も庭みたいなもんさ」〜と話していた。 話があってるか自信ないけど、熊の胃?胆嚢だっけ?が、薬として高く売れるらしい。 トド猟についても、細かく語ってくれた。
そして、「石原都知事も乗せたんだぁ〜、そして、ケンカしたんだぁ〜」と楽しそうに話してた。 話し出すと止まらない。 ん?どこかに似ている人いたなぁ・・・そうだ!本間おかぁさんだ! 似ている。羅臼自慢に腕自慢!似ている。

羅臼側の岬では、熊の猟もやっていて、羅臼熊は人間に対して近づいてこないし、お互いにイイ意味で距離をおいてるらしい。それとは逆にウトロ側では、熊との共存を目指しているみたいで、人間をあんまり怖がらないらしく、ウトロ側には、たくさんの熊が間近で見れるらしかった。 どちらが良いのかは、難しい話だよね・・・ ただ、ここ数年すごく感じる事を思い出しちゃった。 鹿が増えてる。多すぎ。実際に増えてるのかは、わかんないけど、10年前に比べると確実に出会う鹿が多い。 知床では、車の運転の時、人より鹿に注意が必要です。本当にそう思う。 これって、どうなんだろうね? 初めて羅臼に来た時は、鹿を見るたびに感激していたのに、今では・・・ 山で食べるものがないのかな?心配だね。

浜で休憩の間、一匹のキタキツネがでてきた。今回の旅で、キタキツネは初めてだったんだけど、ぼっさぼっさの毛でしっぽも貧弱で、ちょっとかわいそうな感じだった。 でも、大ちゃんいわく、「毛が生え変わってるんだぁ〜」と・・ しっぽが貧弱な為、カメラマンのみんなは、カメラを向けず・・・これまた、かわいそう。 旬を過ぎちゃったアイドル・・・記者会見はなし。一方、熊ちゃんは、今が旬。

大休みをとって、ミニ舟は再スタート。 もう一度、熊ちゃんが食事に戻ってきてるかもしれないと、戻ってみる事に。 波も穏やかで、舟の中のみんなも穏やか・・ しかし、熊ちゃんはいなかった。 だんだん、天気もあやしくなってきたので、熊ちゃんを探しつつ、戻る事になった。 すると・・・崖の遠くに熊ちゃん発見!もちろん、発見者は“大ちゃんマン” ちっちゃくて、可愛いおめめしてて、よく見つける。さすがは、元猟師! すかさず、岸のギリギリまでミニ舟を近づける。しかも、後ろで運転していたはずの大ちゃんは、いつのまにか海の中に入り、岸の近くまでミニ舟を引っ張ってた。さすがサロペット型合羽!おそるべし、大ちゃんマン!海の深さわかるんだね。サロペットの中には、水入ってなさそう・・・違うトコに感動するちゃちゃです。 もしかしたら、降りてくるかもしれないと期待しつつしばらく待つ。 しかし、やっぱり、山に帰っていった。でも、上等カメラのみんなは、しっかり写真を撮ってた。マサオの写真は、ちっちゃくて探すのに大変なくらいだったけど・・・

それからの時間は、崖に見える黒いモノは、全て熊ちゃんに見えてしまう。 みんな「あれ、違う?熊じゃない?」と言ってたけど、全部間違いだった。 熊ウォッチングでは、熊ちゃんだけでなく、いろんな知床の生き物に逢える。 オジロワシやオオワシ、名前はわかんないけど、いろんな鳥やカモにも逢えた。 きっと、カメラマンのみんなはイイ写真撮れたんじゃないかな? もちろん、ミニミニ探検隊の私たちも貴重な体験だった・・・ なんとか無事に相泊に到着。私たちのミニミニ知床探検隊、なんとか終了。 でも、また行きたいな。今度こそ、岬の方まで行きたいな。 その時は、また、大ちゃんよろしくね(^_-)   

今度は、大きな船に乗せてね♪
09/5/18 ちゃちゃ

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